都野舞踊学園



都野舞踊学園 プロデューサー
近藤歩美 (こんどうあゆみ)

-都野舞踊学園とは

都野舞踊学園 (みやこのぶようがくえん)はダンス教室であり、私歩美で3代目になります。初代の私の祖父、近藤有宜(こんどうありよし)。新潟で国語の教師として働いていました。そこへ講習にやってきたのが舞踊家 石井小浪先生(舞踊家 石井漠先生の義妹)。祖父は運命を大きく変える人に出会います。小浪先生の歌の詩(し)に寄り添い、時に繊細で時に熱い豊かな表現力の踊りに感銘を受けた祖父は、上京し、石井小浪一門に弟子入りしたのでした。数々の公演を師と伴にし、ついに1954年、自分の教室を開いたのでした。
これが都野舞踊学園のはじまり。都野という名前は当時このあたりが「東京都」の「野原」だったことからだそうです。 
そこから約40年間、踊りに詩を・作品に色豊かさを、と指導・作品創りに熱を注ぎました。 
そんな祖父の熱意を受け継ぎながらも時代に合った新しい風を、と続けたのが2代目、母の近藤美子。そしてストリートダンスやジャズダンスにも魅せられその風を取り込んだのが私、歩美です。
初代から受け継いだ想いはそのままに、人や作品に出逢いながらまた新たな表現も探求し続ける、そんな場所でありたいと思っています。 



-公演によせて-

今から2年程前、舞台「Curtain Call」の出演で正安寺悠造さんに出会いました。以来悠造さんの描く世界に惹かれていた事と、都野舞踊学園としていろいろな表現を探求していきたいという思いが重なり、今回私の強い思いで脚本演出をお願いしました。
ホールで上演される正安寺悠造最新作、動き出したこの作品を思うたびに心躍らせる毎日です。


第1部:都野舞踊学園 第65回作品発表会

都野舞踊学園の生徒による
創作舞踊からヒップホップまでの小作品集
※上演時間45分を予定


【振付指導】
近藤美子   近藤歩美
 
【出演】
近藤歩美 近藤美穂 近藤まさみ 
田中睦美 川崎杏姫 細川留衣  
細中安奈(友情出演)